■■2015年6月議会活動報告■■
6月議会活動報告=代表質問(抜粋)
1.飯田市版総合戦略とサイエンスパーク構想について
【清水議員の質問】 【市長・部長の答弁】

@地方創生は国の最重要課題の一つでありますが、国のやり方に疑問を持つ者のひとりであります。なぜならば、良い計画を持ってきたら国が認定してやると言う仕組みで、しかも今までにない異次元の効果的な政策を出せと言っており、上位下達と言っても過言でないと思います。本当に地域住民と地域の課題を共有しあって、現場職員を含めて英知を結集して計画策定するプロセスこそが大事であり、十分な期間を保障すべきと考えます。いわゆる増田レポートの報告を受けて、地方版総合戦略の策定を求めているが、国の地方創生の基本的な概念と飯田市としての受け止めについてお聞きする。

@国における地方創生の基本的な概念は、2008 年に始まった人口減少が、今後加速度的に進み、人口減少による消費・経済力の低下は、日本の経済社会に対して大きな重荷となることから、この課題を克服するために、国民の希望を実現し、人口減少に歯止めをかけ、2060 年に1億人程度の人口を確保するために、人口減少の克服と地方創生を合わせて行うことにより、将来にわたって活力ある日本社会を維持することを目指すものとしている。飯田市においては、国よりも一足早く人口減少傾向が顕在化したことで、第5次後期基本構想出、人口目標を下方修正し、課題克服に向けて地域経済活性化プログラムや地域健康ケア計画、地育力の取組などを進めてきているが、このことは地方創生の今後の取組の魁となるものと考える。
 
A飯田市版総合戦略がめざす計画目的と意図は
人口減少抑制策は、少子化対策を意図した子育て支援による合計特殊出生率の向上と経済活性化による産業づくりで若者やIJUターン者の雇用確保を図る事が鍵となると思うが、飯田市版総合戦略では、計画目的や意図はどう考えているか。
A総合戦略の具体的な策定に入ることとなるが、この目的は、人口減少や雇用の減少などの課題克服にチャレンジすることであり、地域経済活性化プログラムや地域健康ケア計画など、これまでの飯田市の取組を発展させるとともに、地区別、分野別懇談会における共創の場での議論を実践に発展させ、リニア時代を見据えて、右肩下がりの時代においても豊かな地域をつくるべく挑戦をしていく。
 
B地方創生を実現するために提案したサイエンスパーク構想をどのように推進するか
市長は、真の地方創生に求められるサイエンスパーク機能として、地域にダイナミズムを創出する産業クラスター・サイエンスパークの形成、地域の価値観と人的ネットワークに基づくサイエンスパークづくりとして、その機能を旧飯田工業高校の施設を活用して、知と産業の集積拠点をイメージして取り組むとのことですが、どのように具現化するのか、国・県の受け止めはどうか。市長の提唱は、旧飯田工業高校の跡地利用構想としか映らない。サイエンスパーク構想の全体像が見えてこない。魅力ある仕事を増やす政策として総合戦略の柱とするならば、台湾新竹サイエンスパークの視察報告を申し上げ、域内の工業集積などと連携したサイエンスパーク構想の全体像を描いて行くべきと考える。
B南信州広域連合では今年3 月30 日に「リニア時代を見据えた戦略的地域づくりに向けた旧飯田工業高校利活用に関する要望書」を県知事に提出した。
その中で旧飯田工業高校を産業振興と学術研究の「知の拠点」として活用することを要望しているが、これに対し知事から、「良い考えなので具体的に検討し提案してほしい」旨の考えが示されている。今後は、広域連合と産業センターが連携しながら具現化に向けて検討を進めていくことになるが、中心市である飯田市としてもリーダーシップを発揮しながら実現に向けた役割を果たしていきたい。「知と産業の集積拠点」について、国・県と同じ方向を向いており、しっかり全体の構想を明らかにしていくことが大事と考える。
   
2.リニア時代に向けて、インフラ整備の考え方は  

@座光寺河川敷、川路河川敷グラウンドの芝生化はこの地域の子供たちのサッカー人口が増える中、県外チームの招聘には芝生のグランドが必要だとの声を聴くが、両河川敷グランドの芝生化を実現し、交流人口、スポーツ合宿の誘致に取り組む必要性を感じているが、市民要望に応えられないか。天龍峡の活性化策を含め要望する。

@今年度の飯田サッカー協会の総会において、天然芝または人工芝の競技場建設について要望していく方針が示されるなど、芝生のサッカー場を要望する声があることは承知している。河川敷グラウンドの芝生化は、さまざまな課題があることから現段階では難しい状況である。


6月議会は、平成27年度一般会計補正予算3億1千7百99万円を含めた総額437億7千7百99万円とする一般会計を含めた8議案と議会議案8件を可決しました。
@人権擁護委員に、濱島夫美子さん。田畑寛子さんを同意
A千代財産区の管理委員が変更となり同意されました。
B国民健康保険税を平均5.2%値上げする議案を賛成多数で可決しました。
 国保税値上げを抑えるために、一般会計から1億5百万円の基準外繰り入れを行ったこと、さらに国保財政を安定させるために、一般会計から1億円を特別支援策として基金造成を図りました。
C一般会計補正予算の主な事業
・JR東海からリニア受託収入32,515千円・国保特別会計に繰り出し283,219千円
D議員報酬の特例に関する条例、及び会議規則を一部改正し、女性議員の出産に伴う議会の欠席を認める。


市民の声が届けられます。
@国に対し、年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書
A国に対し、国の責任による35人以下学級推進と教育予算の増額を求める意見書
B国に対し、義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書
C国に対し、複式学級の編成基準の改善及び教職員定数増を求める意見書
D国に対し、自治体による乳幼児医療等の単独助成に対する、国民健康保険制度における国庫負担の減額調整措置の在り方について見直しを求める意見書
E国に対し、安全保障法制の慎重な審議を求める意見書



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