■■2007年6月議会活動報告■■

3期目の任期折り返しに思う=自治基本条例がスタートしました、議会の責務は、行政全般をチェック、監視・政策提言する役割です議員の質が問われる時代です


ごあいさつ
◎3期目も早いもので任期の折り返しです。
◎顧みるに前期は産業経済委員長を拝命し、経済団体、労働団体、消費者団体との懇談会を呼びかけ、地域経済活性化プログラム2007策定に向けて、市民との対話を重視し、経済界や労働界、消費者の声を提言書にまとめ市長に提出したことです。
◎さらに、温泉宿舎天竜峡取得議案に対し、議会はじまって以来の所管事務調査を実施し、議会の監視チェック機能を果たし議会改革に取り組んだことです。
◎加えて、わがまちの憲法を考える市民会議から4年間議論しまとめた、飯田市自治基本条例の制定です。この取り組みはことのほか印象深く、私自身選挙公約に掲げた自治の仕組み『市民参加条例』制定の思いが、『市民・行政・議会』それぞれ共有しあって、飯田市のすべての条例の最高規範となる自治基本条例の制定となって完結したことです。その後、私が参画していた市民会議の分科会4班は今でも思い出会を行っております。
◎こうした取り組みを総括して、今の心境を率直に申しますと、議員としての役割を果たした達成感を実感しています。
◎いよいよ後半がスタートしました。会派市民パワーの代表として、小さくてもキラリと光る議員活動を目標に自己研鑽します。
◎具体的には、議会改革をさらに進めるために、議会基本条例の制定を提言します。
◎また、格差社会が大きく拡大しているとの声が聞こえてきます。市民は何を望んでいるのか、行政は何を重点に支援すべきかを、もう一度市民目線で回帰し力強く政策提言します。
◎最後に、私が後半所属した委員会等は、総務文教委員会、土地利用特別委員会、議会改革検討委員会です。自治基本条例に基づき、行政全般をチェック・監視し、市民の声を政策立案し提言する役割を果たします。これからは、議員の質が問われる時代であると認識します。
◎今日まで大変お世話様になっております西尾保雄後援会長はじめ役員の皆様、市民の皆様には今後ともご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。可晴

 

一般質問答弁骨子

 

1.現場主義の成果と検証について
【質問】 【答弁】
@市長の掲げる経済自立度70%の政策目標を、民間はどのように受け止めているのか。 @各企業の皆さん、経済団体の皆さん、異口同音に自ら目標をもって、地域の皆さんとともに頑張っていきたいという声をいただいております。
【質問】 【答弁】
A経済自立度の市民との共有化について具体的にありましたらお聞かせください。 A第一に経済活性化プログラムの計画策定自体を現場で一緒に取り組んでいること。各種機会を通じて積極的にPRを実施し、評価委員会とか産業振興審議会で経済界、産業界など市民の代表の皆さんから意見をお聞きしておりますし、議会の皆さんとは産業経済委員会を中心ご意見を頂いております。
【質問】 【答弁】
B経済団体等が経済自立度の数値目標を具体的にどう掲げているのか見受けられない。(農・工・商・観光団体の総会資料で見受けられない)企業経営者とお話をする機会がありますので、経済自立度70%の目標はどうですかと聞くと、70%は到底無理だと言われる。そのことを市長はどう捉えているのかお聞かせください。 B議員のご指摘になったように、各企業さん全体の目標に対して整合性をどういうふうに持たせていくかということは、まだそこまでに行っていない。やはり地域の経済的自立化に向けた取り組みは、まず各企業の皆さん方がそれぞれできるところからパワーアップしていただくということが基本にあり、それから企業誘致なり人材誘導によってもたらされる力とミックスさせることによって初めて実現できます。
   
C民間団体に職員を派遣するという政策、人事政策について、飯田商工会議所の専務、社会福祉協議会の常務お二人を派遣されました。部長クラスで大変優秀な市の職員を派遣したわけですが、民間経済団体の経営陣に職員を派遣したことは、相当の重みがあると思いますが、政策の意図について。また、職員には思い切って仕事をしてもらうことが大事だと考えますが御所見をお伺いします。 C飯田商工会議所、社会福祉協議会の職員派遣につきましては、議員おっしゃるとおり私どもの地域の産業政策、それから福祉政策、これを考えていく上でやはり今この時期にそういったことで、しっかりとこの団体と協働してやっていくためには必要と考えたところであります。両参事には思い切ってやっていただきたいと、この場でもそのことを強調させていただきます。
   
D尾澤商工会議所専務並びに原飯田市福祉事務所常務から感想と抱負をお聞きします。 D尾澤専務は、今日まで経営者と名刺交換が500枚ぐらい、大変忙しいなというのが実感であります。市長の評価がかなり高かったこと、それは市長の行動力と若さを産業界は期待している。技術力の高い光る企業を育成をしたい、今商工会議所戦力が弱いと感じている。会議所の組織が一丸となって、市とも協力する中で地域経済の発展に頑張ります。D原常務は、市の職員がしばし民間人となって、行政側と向き合うことによりまして、これまで見えなかった行政の一面が見えてくるなと感じております。お客様というんでしょうか、市民に対するその神経の使い方ひとつをとりましても非常に学ぶものがあるなと、そんな感じであります。
   
E現場主義の究極の目的は、民間との役割分担ではではないかと考える。産業経済部行政が肥大化しているが、私自身疑問に思っている。浜松の会議所のように民間組織との間で事業の役割分担をするべきと提言します。 E当然ながら経済的自立度を向上させることができた暁には、あとは民間が主体になって、行政は支援をしていくということになるんではないかというふうに思います。
   
F消防団の団係の本庁への事務所移転は、他の部署とに一貫性はあるのか疑問だ。市民から多様性の意見を頂いています。 F危機管理の対応は危機管理部を立ち上げ市長、部長、課長、係のラインというものを拡充していきます。

 

2.払えるけど払わない社会現象と市の現状と対策
【質問】 【答弁】
@税の滞納額は12億4,913万円介護保険料では市税等の滞納の状況など、現状と対策についてお聞かせください。市全体で滞納額が、15億5千万円余とは大きな金額だ、自律ある市民でありたい。 @2億920万円、学校給食費は、1件で約4万円、保育料は滞納額が2,105万円、住宅使用料では4,930万円、道路河川占用料は28万円、市立病院の未収金は、約3,100万円で、以上申しました滞納額の合計は15億5,997万円と予定しております。
【質問】 【答弁】
A最近話題になっております保育料の点について、その傾向と対策についてどうするかお聞きをいたしておきたいと思います。 A当市におきましてもここ2、3年で増えてきております。お話を聞く中では家のローンだとか車のローンがあるとか、そもそも高すぎるんじゃないかとか、こういうお話を聞く方もいらっしゃいます。一歩踏み込んだ収納施策をとらなければと思っています。

 

3.市営住宅の入居要件について
【質問】 【答弁】
@市税をどうしても納められない低所得者家庭に、市長の特認項目を入れたらと提言します。 @条例改正が必要になるかどうかということも含めまして、少し時間をいただいて研究してまいりたいと考えております。

 

 

■第2回定例会6月議会は、平成19年度一般会計補正予算8307万円余を追加し、一般会計の総額を399億4千3百万円余を含めた19議案を可決した。

主な可決議案。

@人権擁護委員に関島三鈴さん、川島一慶さんを同意。
A市職員の特殊勤務手当ての廃止及び見直しで1500万円削減。
B国民健康保険税条例の一部改正で賦課限度額が53万円から56万円に引き上げられます。
C上村・南信濃村の編入に伴う国民健康保険税の不均一課税の特例措置で旧2村の税率は上がります。
D飯田市景観条例制定(地域景観計画を策定します。)
E飯田市緑の育成条例制定(民間の緑地を市が借り上げて市民緑地として利用します)
F飯田市屋外広告物条例制定(張り紙など監視員を選任して除去出来ます)
G飯田市都市計画法施行条例の一部改正で、開発行為に地域協議会の意見の聴取が規定されます。
H飯田市土地利用調整条例制定(行為の制限等にサーチライト、レーザー光線発光装置は禁止です)
I委託契約の締結(公共下水道松尾浄化管理センター汚泥搬出施設を606,000,000円で日本下水道事業団)
J農業集落排水資源循環統合補助対象分処理施設建設工事(297,150,000円で吉川・カリス・伊賀良共同企業体)
K鼎小学校屋内運動場改築耐震工事(250,950,000円で木下建設)

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