■■2004年12月議会活動報告■■

一般質問・答弁骨子

牧野新市長の政治姿勢などを質す

牧野市長が誕生して、初の議会となった12月議会は、市長の政治姿勢を聞く機会として位置づけ、基本的な姿勢を伺った。市長答弁は、自身が考えたと聞いたが、自分の 言葉で答弁された点は実に好感を持った次第です。先の市長選を振り返って思うことは、有力新人4名が立候補して戦ったことに敬意を表したい。反面、投票率の低下は大 変残念な結果でした。激戦を制した牧野市長には、10万市民の期待が大きいわけですので、多様な市民の声を謙虚に聞いて、職員と共に、住民福祉の向上に、その手腕を発 揮され、公約の中心に掲げた、経済自立45から70に、間違いなく押し上げて頂きたいと思う次第であります。私も、産業振興には地域の経営者と連携し、大いに提言した いと考えています。可晴

【質問】 【答弁】市長
@市長選を振り返っての思いと市政運営について。多様な有権者の思いを踏まえて、どのような市政 運営をめざされるのか、円満な市政運営をめざすには市民党的立場で望むべきと考える。 @多くの市民の皆さんのご意見ご要望に耳を傾けたい。市政はもともと社会的に弱い立場の人々に手を差し伸べ るのが基本と思っております
【質問】 【答弁】市長
A地方自治の政治理念。地方政治の出発は、住民福祉が出発と思っていましたが、その点も表明なく、総合的な行政理念もふれ られなかった点は、片手落ちではないかと感じたのは率直な感想です。そこで、地方自治は住民福祉からの出発ではないかと思うが地方自治に対する政治 理念をまずお聞きします。 A住民自治は福祉からの出発ということですが、私としては賛同する。しかしながら、財政難から国からの補助 が見込めない、地域間競争が激しくなる。福祉を継続するには自主財源の確保が必要。時宜を得た経済政策が必要であり、自立度をあげなければならないと考えており、 福祉と産業振興は表裏一体と考えている。総合的な市政全般の理念を持ってのアドバイスを頂きありがとうございます。
【質問】 【答弁】市長
B市長の憲法観をお聞きしたい。 B主権在民・戦争の放棄・基本的人権の尊重、地方自治と言った基本的なことは、尊重される柱だと考えている。
【質問】 【答弁】市長
C市民対話を増やすと言われているが具体的な行動はどのように行うのか。 C出来るだけ多くの市民の皆さんの要望に耳を傾けたい。
【質問】 【答弁】市長
D自治体改革を具体的にどのように進めるのか。市役所のリストラはどのようなものか、削減あり きではなく、職員の意識改革から行うべきと考える。また、(株)飯田市役所は市民にわかりにいが、不採算部門をカバーするのが行政だと考える。職員への 督励はどのように指示されたのか。 D市役所のリストラと言う言葉は使っていない。(株)飯田市役所の発想で、民間の経営感覚で持続可能 な小さな市役所を目指したい。地域間競争に生き残るためには、職員が率先してどうしたら税収を上げることが出来るのか、どうしたら外貨を稼ぐことが出来るのか、 地域の自立度を上げることが出来るか、真剣に考えてそれぞれの立場で成果を上げていくことが求められる。私自身、削減ありきでない。基本的には、現状を点検し、 どこまで改善出来るかを追求したい。
【質問】 【答弁】市長
E保育所の全面委託は、保育ニーズからして問題と考えているが市長の見解はどうか。 E何でも全面委託するということではない。住民の合意を得ながら、委託が良いところは委託する。安定的サー ビスを提供する視点で市民合意を得ながら進めたい。
【質問】 【答弁】市長
F地域活性化プログラム等選挙公約を実現するため新年度予算編成にどのような独自色を考えておられ るのか。12月議会は、市長の方針を発表して議会で議論する場であるがふれられなかったことは残念である。 F予算は行政の設計書、公約を実行する手段、予算には政治性がありこれを重視した予算にしたい。17年度予 算編成は、一部見直し早い段階から自身で陣頭指揮を取る。基本方針と重点事業は1月初旬に発表したい。
【質問】 【答弁】市長
G経済自立度70%に上げるための年次別目標と具体的戦略を示すべきと考えるが、付加価値額800 億も量的指標、強い産業や、弱い産業という調査をし、質を中心とした指標、国際競争力の指標、さらに、人材の指標、企業戦略等のビジネス範囲の指標、 新しいマーケッティングが生まれる潜在指標、スピンアウトして独立する起業化をサポートできるのかの指標、つまり、こうした指標を掲げて取り組むべ きと思うがどうか。 G自立度70は10年後の目標として、努力したい。毎年どれくらいの伸びを目標指標とするのかは、計算上は 5lずつ伸びれば、10年後には、目標の付加価値に達成するが、実際の経済の推移はそんなに甘くなく、私自身が一番わかっている。準備期間を相当かけ、その後に それがうまくいけば、ある程度飛躍的な向上が期待できる。曲線カーブを描いていけると思う、年率指標は残念ながら難しい。ご指摘の数値目標は、地域活性化プログ ラムの中で数値目標を固めて取り組むと思っている。
【質問】 【答弁】市長
Hわけても、外貨を稼ぐには製造業(工業)を中心に振興をはかる対策が求められるが、工業振興マス タープランの見直しが必要と考えるがどうか。即効性のある企業立地の見通しはあるか。 H工業はもっとも重要な担い手のひとつで、工業振興のプランも活性化プログラムに添った形で見直していくこ とになる。即効性のある企業立地の見通しは、まだ具体化に至ってない状況で、私自身トップセールスする。
【質問】 【答弁】市長
I中心市街地の活性化対策について。行政評価システムで市民プール閉鎖との評価が出されました。都市基盤も時代の流 れと共に再整備計画が必要であります。そこで、市長は中心市街地の活性化をどのように考えおられるのか。 I街中の再生ということで、重要に考えている。中心市街地は言うまでもなく、歴史などの資源・公園・文化施設などが集積 しており、資源を資産に変えていくために、うまく活かした形で、観光の要素を取り入れて、まちづくり型観光を積極的に推進し、交流人口を増加させるような、活性化策を考えて生きた い。
【質問】 【答弁】市長
J桜並木と市民プール中央公園のリニュアル計画を市民参加で検討していくのか。取 り組む時期は何時か。 J桜並木・市民プール・中央公園といったものは、市街地に潤いを与える貴重なインフラ資源だと考えている。整備は市民参加 で考えていくことが望ましいと考える。中心市街地活性化については、早期に手を打っていきたいと考えている。
【質問】 【答弁】市長
K税務署の跡地利用について地元協議は整っているのか、ミニ体育施設の要望がある がどのように考えているか。 K橋北地区自治協議会・橋北地区まちづくり市民会議の連盟で、当面駐車場として利用との要望が提出されている。体育施設の 要望については、現防災センターの使い勝手が悪いとの声も聞いており、改築は当面無理であるので1階の消防団詰め所の移転を含めて、地元とさらに協議したい。

 

■12月議会は、1市2村の法定合併協議会移行経費など、一般会計補正予算9億6百万円余を追加し、総額398億5千万円余を含めた15議案と議会議案5議案を可決した。

主な可決議案。

  1. 小木曽博人助役を選任。82銀行出身。
  2. 上村・南信濃村との合併は法定合併協へ移行。対等互譲の精神で、将来見据えて新市建設計画を協議したい。
  3. 水道事業を簡易水道事業と統合(同一水源同一事業の指摘を受け)

■市民の声が意見書となって届けられます。

  1. 平成17年度地方交付税所要総額を確保に関する意見書。
  2. 30人学級を早期実現、教職員定数増を求める意見書。
  3. 長野県独自の30人規模学級の小・中全学年への早期拡大と複式学級の解消、県独自に教職員増を求める。
  4. 食料・農業・農村基本計画見直しに関する意見書。
  5. WTO・FTA交渉に関する意見書。

古井武志助役が退任されました。古井氏は、48年8ヶ月市役所職員として、理事者として、中心的に行政の舵取りをされ、田中市長の政策を市民に定着した。古井助役の支えがあってのことだ。重要案件の判断は、ず ば抜けており、洞察力は抜群であった。本当にご苦労様でした。

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