■■2002年6月議会一般質問■■

21いいだ環境プランと京都議定書との関わりについて質す。

一般質問・答弁骨子

1, 飯田市の地球温暖化防止計画の策定状況と市民参加について。
【質問】 【答弁】市長
@ 京都議定書は、国、地方公共団体、事業者、国民の責務が義務付けられており、飯田市はもとより、事業者と市民がどのように共通認識をして市民参加で推進するのか、温室効果ガスの削減目標は、また削減に対する具体的取り組みは。市民の意識づくりのために環境自治体会議を誘致したらどうか。 @実施する主体や時期、温室効果ガスの削減量の数値目標等は、市民会議や環境審議会などの意見を聴き設定し、具体的な方策を市民に公表して推進する。具体的取り組みは、家庭・事業所などにおける省エネルギーの推進、再生可能エネルギーの利用、吸収減対策があげられ、本年度は行政による取り組みだけでなく、市民・事業者の参画による環境プランの進行管理を行う。環境自治体会議の誘致は有意義であり、関係機関と調整をして参る。
 
2, 地球市民としての環境教育について。
【質問】 【答弁】市長
@地球温暖化防止対策は急務となっているものの、社会全体での取り組みはまだ本格化していない。なんと言っても市民の意識改革が重要であると考える。社会教育の意識づけと学校教育での環境教育が大切であり環境教育を重点に取り組むべき。 @人と自然とのよい関係をつくることが生涯学習にとって重要な役割と認識している。
  【答弁】教育長
  @環境学習は、小中学校の学習指導要領で位置付けられており、地球環境問題、資源エネルギー、飢餓、砂漠化、人口問題等について学習しており、ことの重大さをしっかり捉えることが出来、生活していく中で自分の出来ることから解決していこうと考えることが出来るようになっている。
   
3, 百年の森構想と森林整備は地球温暖化防止対策と位置付けており、飯田市としての取り組む考えは。
【質問】 【答弁】市長
@林野庁が2003年度から始める森林整備10ヵ年計画が、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素を吸収し続ける「百年の森」が柱であり、森林整備の重点を単なる木材生産から、環境、生活、雇用を盛り込み、多面的機能の発揮への政策転換であり、当市も積極的に取り組むべき。
@百年の森構想は、京都議定書の二酸化炭素の森林吸収減対策として考えられているが、当市におきましても主旨を尊重し、間伐の実施や広葉樹の植林を積極的に行うほか、木質バイオエネルギーの利用についての事業導入したい。
   
4, 飯田測候所跡地に南アルプスを核としたビジターセンター設置を。
【質問】 【答弁】市長
@有名な登山家大蔵喜福氏から、飯田測候所の跡地を現状のまま手を加えず保存しながら、南アルプスビジターセンターとして活用し、自然保護に対する拠点としたらどうかと提言されています。旧市で南アルプスを眺望できる場所として残し、環境の拠点として飯田市で取得したらどうかと思います。橋北自治会でも、公園とし避難地として空間を利用したいとの要望も聞かれます。大正時代の建物として価値もあることや桜の標本木もあり飯田の名所となると思います。 @測候所の跡地は、国から取得の意志があるか要請されており、馬場町や仲ノ町一帯までの全体の町並みを含めて、どういう活用ができるか庁内で検討いたしている。地元自治会はじめ関係する皆さんから要望を聞き結論を出したい。ビジターセンターの設置提案ですが、一市町村で対応できるかどうかも含め、今後の課題とさせていただきたい。
   
5, 街にカラスが里山農地にイノシシが増加している現状と対策について。
【質問】 【答弁】市長
@最近やたらに街の歩道に鳥の糞が目立ちます。市内大宮神社の森にカラスの大群が住み着いており、カラスの異常発生は何が原因か。市民生活に問題はないか。また、里山農地はイノシシによる農作物の被害が増加し大変困っています。被害と対策は。 @街のカラスの群が生息していることは確認している。カラスやイノシシなどの有害鳥獣による農作物の被害は増加しており対策に苦慮している。昨年度の被害額は、カラスの被害が最も多く1,440万円、イノシシによるものが880万円、サルの被害が570万円となっている。対策として、猟友会の皆様の協力を得て、銃や罠、檻による駆除や電気牧柵等の設置補助の支援と今年度から棚や網・トタン板などの防護柵設置の資材補助もしている。防護柵対策は個人から共同で線として大きな囲みでの対応を検討したい。

 

市民参加条例の準備は整ったと考える。

 情報公開条例の目的に、公文書の公開を請求する市民の権利を定め、市民に保障する知る権利を明らかにし、条例の解釈及び運用方針に、実施機関は(市長、教育委員会、選挙管理委員会、監査委員、公平委員、農業委員会、固定資産評価委員会、及び議会)市民が必要とする情報を積極的に公表するとしております。
 市民の行政への参画は、行政情報をいかに知り得るか、市民自立による請求と、市民から請求がなくとも、あらゆる行政情報を積極的に提供していく行政の説明責任が果たし得るのかが鍵となる。情報公開条例をとおして、市民と行政と議会が自己改革し分権型のまちづくりを目指さなければならないと考える。
情報公開条例の制定に伴い、分権型のまちづくりを進めるための市民参加の仕組みづくり、市民参加条例制定の準備は整ったと考える。可晴

6月議会初日に『有事関連三法案』に対する慎重審議を求める意見書を可決。

広島、長崎に原爆が落とされ、太平洋戦争は終焉した。時 は21世紀に入ったが、今世紀こそ戦争のない平和な世界を 築きたいものである。小泉政権は、国民の圧倒的な支持で誕 生した。平時にこそ有事を考えるのだと有事関連三法案を今 国会に提出し審議入りした。武力攻撃を受ける「おそれ」や これが「予測」される場合、軍事力で対抗しようとするもの で、政府が攻撃を受けるおそれを好きなように予測すれば、 自衛隊を自由に動かすことが出来るあいまいなことで武力を 使うことは憲法違反であり大変問題だ。軍事力によらない平 和政策は、有事法制によって武力行使の条件を整備するので なく、平和憲法に基づく日常からの外交努力こそ重要であり 私は、有事関連三法案に強く反対するものである。可晴

 

6月議会は、一般会計補正予算 7 億 5 千万余円ほか 20議案を可決した。

@ 国民健康保険税条例の改正=平均7.1%引き上げる要因は、国が老人保健拠出金を2億6千万見込み誤りをした結果である。国の高齢者医療制度が改悪される状況は問題。
A 飯田市立病院の特別再診療315円が制定されました。
 =病診連携の一環です。慢性疾患は地域のかかりつけ医を持つことです。
B 公共下水道松尾浄化管理センター建設工事の委託締結
 =10億6千万余です。下水道はまだまだ多額の投資が必要です。
C 旧小笠原家書院の展示用の貝覆を地元の今村さんから借用していたものを市が紛失し賠償するものです。市長も責任を取り給与の減額を決めました。
D 菱田春草の『菊慈童』『牧童』購入に関する美術品等取得基金条例を制定しました。3億5千万円

市民の声が届けられます。

@ 国に対し、『義務教育費国庫負担制度』の堅持を求める意見書。
A 国に対し、30人学級の早期実現、教職員定数増を求める意見書。
B 県に対し、長野県独自の30人規模学級の小・中全学年への早期拡大と複式学級の解消及び教職員配置増を求める意見書。
C 森林・林業政策の充実に関する意見書
D 地方交付税制度の堅持に関する意見書

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