■■2001年9月議会一般質問■■

環境文化都市の事業推進と土地利用計画に絞って一般質問田中市長と現状認識が一致。本当に出来るか線引き、市長の不退転の決意とリーダーシップに期待したい。

一般質問・答弁骨子

【質問】 【答弁】
@土地利用計画の現状と課題について。土地利用計画は、古くて新しい課題だ、飯田市においては市街化調整区域の線引きがなく、農業振興地域に無秩序な開発が進み、公共投資も行政効率が上がっていない。土地利用計画についてどのように認識されているのか、現状と課題についてどのように考えているのか。 @土地利用のあり方は議員ご指摘のとおり、古くて新しい問題だ。当市は昭和40年代市街化調整区域の線引きを試みた経過があるようだか、市民の十分なご理解が得られず今日に至っている。市街化調整区域は、市街地の無秩序な拡大を抑制するための区域であり、一面では将来の計画的な市街地形成に資するための区域である。この線引きが出来なかったことは計画的な土地利用を阻害してきた要因の一つであることに間違いないと考える。
【質問】 【答弁】
A今日的な社会構造は、少子高齢社会や産業のグローバル化など、人口の増加や大規模開発が蔭をひそめ、都市の成長が成熟期を迎えたと言われております。効率的な公共投資のために、線引きを含め土地利用計画の見直しを不退転の決意で行うのか。市民参加の土地利用計画見直しの基本的な考え方と都市マスタープランの見直し手法やまちづくり条例の必要性についてどうように考えるのか。 A社会状況に対する認識は、議員が披瀝されたものと基本的に異なる点はないものと思われる。その要旨は、今が大きな転換点にあり、従来の発想や手法も根本から見直すべき時期にある。見直しの手法は、本年庁内プロジェクトを立ち上げ基本的な資料など整理し、来年以降市民を交えて総合的且つ具体的に検討を進める。土地利用のあるべき姿を実現するには議員ご提案の様なまちづくり条例も選択肢の一つであると考える。
【質問】 【答弁】
B土地利用計画と都市計画税ついて。現在飯田市は、農業振興地域と都市計画区域が重層しており、農振地域に都市施設が整備されております。負担と公平の原則から矛盾を感じるが税を見直す考えはあるのか。 B条例にもとづき、都市計画区域のうち用途地域のみに課税している。土地利用計画の見直しとの整合を図る中で、慎重に対応してまいりたい。
【質問】 【答弁】
C開発による下流域の小河川や井水の氾濫が目立つが、災害を防止するための必要な改修に予算措置がされているか。 C市の管理する準用河川・普通河川は国の基準に基づく雨量に対応すべく改修を進めている。今後用途地域など大きく変更される場合は、河川断面が適正か調査してまいりたい。
【質問】 【答弁】
D上下水道計画区域外に新規の宅地等の開発が予想されるが、土地利用計画の見直しまで事業の凍結や見合わせも必要と考えるがどうか。 D土地利用計画に従って、必要な施設の整備をしてきたが、今後も凍結することなく事業を進める。
【質問】 【答弁】
E農業・農村の活性化の取り組みとして、集落複合経営をめざした地域農業マネージメント事業は、農業農村の魅力を再発見し、農業農村の持つ良い資源を発掘し、農業者が自ら行動することにより地域ブランド農業を確立し、農地の有効利用を集落全体で考える行動は、今後の市民参加の土地利用計画を取り組むために示唆を与えてくれたと考えるが今後の目指す方向についてどのように考えるか。 E地域農業マネージメントは、平成元年から始まり集落ごと事業に取り組まれ、参加された地域では休耕田や遊休桑園を活用し、野菜や花木などを育て農地の有効利用は進んだものと考える。農業の取り巻く環境は益々厳しくなると思われるが、マネージメント事業は大切であり、土地利用計画策定する段階では、今までの地区協定の実績を基本に集落単位で十分話し合いをし合っていただき、その結果を反映してまいりたい。
   
F土地利用計画を考える際、避けて通れないのが森林の活用であります。21世紀は環境の時代と言われ、地球規模で環境を守らなければならないと考える。森林の生産と木材活用を探る動きなど今後の行政支援策について。 F環境の世紀という時代に、森林の持つ価値を改めて見直す動きが広がっている。山は、木材の生産にとどまらず、水土保全、野生生物と人の共生などにも視点を置き、バランスのとれた山づくりを進める必要がある。今後は、生産者の収入確保と山づくりへの意欲を喚起し、建築用材の利用のみならず、緑化資材、ペレットその他バイオエネルギー利用などについて調査研究を進めたい。

 

■第3回定例会は、議会最終日に緊急経済対策補正額96,223千円追加され、一般会計補正総額568,724千円を承認したほか、水道料金の値上げ4%、平成14年4月検針実施を可決した。

水道料金の改定について意見要望と提言。

現下の厳しい経済状況を考えるとき、値上げの必要性を住民に周知することを要望するとともに、天竜峡エコバー構想実現のための基盤整備の一部に水道管の敷設が投資的経費の大半を占めていることが値上げの大きな要因となっている。したがって、天竜峡エコバレー構想の具現化を早急にしなければ投資しただけで、水道加入金や水道使用料の回収は出来ない。そうなれば、将来の水道事業にも大きな影響を与えてしまう。新年度予算編成にあたり民間参入を誘導する人材確保と誘致費用計上による人とお金の一大プロジェクトを提言したい。[可晴]

飯田市立病院の看護婦(士)等職員の定数が増員され、患者さんの看護サービスが充実します。

従来入院患者さん2.5人に看護婦(士)1人の体制でしたが、来年4月から、入院患者さん2人に看護婦(士)1人に充実されます。

■市民の声が意見書となって届けられます。

  1. 高齢者及び福祉施設入所者等に対する理美容補助制度の導入の陳情が採択されました。
  2. 米国での同時多発テロを強く糾弾する決議を採択する。(議会決議)

■広域連合で運営している、特別養護老人ホームのあり方について将来方向が曖昧。

8.24広域連合第2回臨時議会が開催され、協議会の場で特養のあり方について提案された。入所者の市町村負担一人8,000円を廃止するというものだ。共同運営を目指すとした方向性は理解できるが、将来の具体的運営方針が示されず中味が曖昧だ。11月の広域連合議会定例会で連合長に質したい。

■プラスチック製容器包装の資源回収が10月1日から全市一斉にスタートします。

回収されたプラスチックは、今年は製鉄所に運ばれ、石炭やコークスの換わりに燃やされ、家庭ごみの三分の二が資源化されるとともに、CO2が30%削減され、地球温暖化防止に役立ちます。市民の皆さんのご協力を。

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