■■2000年3月議会活動報告■■

■平成12年度飯田市一般会計予算案・ 特別会計予算案を可決!!
☆一般会計は383億8千万円(対前年比0.1%減)4年連続マイナス ☆特別会計は473億2千余万円(対前年比8.6%増)
田中市長の政策キーマン 『古井武志助役』を再任承認する。
 
3月議会は、会派代表質問制により、新生21を代表して関連質問に立ちました。
 
私は、新生21を代表して、去る2月28日に提出されました、平成12年度予算案並びに当面する市政の主要課題について質問して参りたいと切り出したのは、去る3月8日第1回定例会代表質問のはじめでした。 今回の質問は、昨年会派として取り組んだ、市民アンケート並びに市民対話集会を集約、市民の声をまとめ9項目にわたって通告し、約2時間30分を費やし田中市長に質しました。 地方分権時代の地方自治観や政治観について、田中市長はどのように考えているのだろうか、分権自治が4月スタートする今、市民参加の仕組み作りなど、何かを変えようとの市長の地方自治に対する熱い思いや訴えがなく、何か物足りなさを感じました。 今回の質問の中心は、平成12年度予算編成の目玉事業とも言うべき、田中色を出した中心市街地活性化対策『本町再開発事業による公共床の取得と活用』でした。この計画の骨子は、市役所窓口を全て移転し第2庁舎の役割を担おうとするものでした。わずか本庁舎と500メートルしか離れていないこと、窓口に来た市民は本庁に用事があれば行き来しなければならないこと、市街地で駐車場がないことなど、本庁にある窓口をわざわざ10億もの投資をかけて取得することは税金の無駄遣いだ、本庁にも窓口を置くとの計画は『屋上屋』を重ねることだなど、市民から厳しい意見が寄せられました。 そこで、総合窓口を移転する計画を問題化し追求しました。市長から本会議場で見直しをするとの答弁を引き出したこと、その後、中心市街地特別委員会で、当初計画を大幅修正し、窓口は支所的機能のみとしたこと、福祉の移転、女性室や市民サロンの開設など地域交流センターとして市民サービスの向上を図るとの大幅修正をしました。この間、会派として、市民の思いを提言してきました。そうした内容が十分反映されていると判断し、提案を良としました。 市長の頑な当初計画は、市民と議会の声に変更を余儀なくされました。今後も 市民の声を大事に、政策提言活動に取り組みたいと思います。

代表質問・答弁骨子

1,平成12年度予算と市長の政治姿勢について
【質問】 【答弁】市長
財政の硬直化の中で、現在の財政を維持できるか、中期財政見通しは。 景気動向も不透明で、財政規模の現状維持は微妙な段階だ。国の財政 問題に関して何らかの動きが出たとしますと、例えば国が緊縮予算を組むと かと言った場合は、地方財政への影響が大であり、その対応は議会側へ相談 したい。
【質問】 【答弁】市長
本庁窓口が本町庁舎に移転する計画が昨年12月全員協議会に提案さ れたが、市民アンケートでも6割から疑問の声、市民に理解も得られていな い現状の中で、このまま進めていくのか。見直しをする考えは。 今回ご指摘を頂いている点を含め、様々なご提言や、ご意見を頂きま したので、今議会中に再度見直し、議会側に原案を示したい。
 
2,地方分権時代の地方自治のあり方について
【質問】  
市民アンケートの集約の中では、市民の声を反映する仕組み作りを自 治会51.9%、住民総会や住民説明会31.1%、住民投票19.6%と 多様化している。市民の声を反映する新たなシステムが必要と思うがどうか。 ご指摘の住民参加の仕組み作りはより本質的な課題であると受けとめ ております。例えば住民投票など全国的に注目される事例もございますが、 議会制民主主義を基本とする仕組みの元では、市民の代表である議会の皆さ んとよく相談することが肝要と考える。
【質問】 【答弁】市長
権限移譲された都市計画決定で、市民の声を反映するシステムについ てどのように変わるのか、羽場丸山区画整理第3工区の取組みの現状と見通 しについて 限が移譲された範囲は、事業規模や道路幅員により限られており、 従来とは大きな変化はないと考える。関係住民の意向反映ですが、都市計画 審議会に諮る前に、計画案を示す中で説明会、公聴会をきめ細かく行い意見 反映したい。第3工区の事業は、中心市街地に直結する重要な地区として、 早期に事業着手できるよう、住民の皆さんに住環境整備の必要性を根気よく 訴えて、ご理解願う努力をしたい。
 
3,産業振興について
【質問】 【答弁】市長
工業振興マスタープランの展開・企業誘致の引合い・竜丘(臼井原) 川路を含めた工業用地の新たな展開は・企業立地の状況・中立電気の立地見 通しはどうか。南信州観光公社の立ち上げが先送りされたが先行できないか 飯田ビジネスネットワーク支援センターの共同受発注の仕組みを立ち あげており、本年度実績では引合い件数200件余、成約件数20件程度の 実績を上げている。中立電気の立地見通しは難しい。竜丘臼井原の農業を中 心に地権者の理解のもとに工業用地を確保していく事業は、地域円満で考え る会が発足した。対策室の役割は重要であり、事業の継続を含め引き続き取 り組んでいきたい。南信州観光公社は町村と一体となった組織づくりが肝要。
 
4,福祉行政について
【質問】 【答弁】市長
スタートする介護保険制度をどのように見守っていくのか。介護サー ビスの質のチェックと実態把握と検証について サービス目標量と実態の比較や事業の進捗状況や点検及び市民の皆さ んの意向などを把握することが重要。3年後の次期策定時には、新たに計画 懇話会を開き、新たな計画に反映したい。
【質問】 【答弁】市長
障害者プランの見直しの視点として、精神障害者福祉支援策を考えて いるか。バリアフリーのまちづくり、文化会館等階段に階段昇降機の設置は 第3次障害者プランを平成12年度策定する。障害者プランの見直し の視点は、現在作業中であり、ご指摘の、精神障害者対策をどうするかは専 門医療機関とも連携し検討したい。文化会館はじめ、公共施設の昇降機につ きましては、施設ごと構造上の問題や機能面を含め、検討を深めたい。
 
5,環境行政について
【質問】 【答弁】市長
ゴミ有料化後のごみの不法投棄や分別管理を地区の衛生委員が全て背 負っている。役員の為り手が心配。資源循環型社会を目指す理念と実態は相 当かけ離れているように思うがどうか。 資源循環型社会を築いていく上で、ゴミの分別は市民の皆さん一人ひ とりに実践して頂かなくてはならない。ガイドブックの作成配布を計画する など啓発に力を注ぎたい。衛生組合役員の方には、問題を全て持ちこまない よう市に相談してほしいと話している。地区ごとの課題は市も率先して問題 解決に向けて取り組みたい。
 
6,道路行政について
【質問】 【答弁】市長
市民と直結する道路財源確保と、羽場大瀬木線の取り付け道路へのア クセスについて 緊急を要する事業が生じたときは、その都度検討したい。 羽場大瀬木線のアクセスは道路ネットワーク整備プロジェクトにより、中心 市街地交通体系も含め体系的重点的な整備について検討を行なっている。
 
7,学校給食のあり方について
【質問】 【答弁】市長
アレルギー対応の給食、学校給食調理現場に民間の競争を導入するつ もりか、最低限の公的責任は守っていくのか。 食アレルギーの子供が増加傾向にあり、特別献立表を対象とする子供 の家庭に配布するなど、きめ細かな対応を研究したい。学校給食に利潤を追 求する競争を持ちこむことは問題、飯田市サービスセンターの委託を継続する。
 
8,市民要望にどう答えるか
【質問】 【答弁】市長
市民バスの三穂線は、子育て支援対策は、女性室長の専任化は 市民バスの三穂線については、三穂にあった方法を地区と検討中。子 育て支援策は、保育料の10%軽減、乳幼児の医療費の軽減として、所得税 非課税世帯を4才児まで無料化。延長保育を実施拡大に留意。児童クラブは 未設置地区に設置。

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